だいぶ前に撮った、キング軒の汁なし担々麺。大阪には梅田にしかないのです。
遊びに行くところはだいたいミナミ(難波、日本橋)で、いつまでも慣れない梅田は人の多さに疲れてしまいます。JRの大阪駅から阪急の梅田駅の間を通るだけでもエネルギーを取られます。
昨日は通院の日でした。
この春、通っている病院の場所が梅田に変わりました。担当の先生がそこに移られるとのことと、バイト先からのアクセスが良いからです。
とりあえずバイト先から病院までの道は覚えました。イーマを目指し、あとは道なりに。
病院についたら受診に必要な資料を、置いてきたことが発覚し気が動転。「次回必ず持ってきてください」と受付の方に言われ、すみません、すみません、と。
気が動転したまま受診を終え、薬局へ。受付を済ませて待つ。
この薬局は薬ができたら、名前を呼んで呼び出しをするシステムです。名前を聞き取るための集中力がいる。難聴ではないのですが(健康診断調べ)、いろいろな人の名前やら何やらの情報が飛び交う中で、自分の名前だけを拾うのが難しいのです。とくに、冷静さを失った状態だと集中するのが大変。大声で呼ぶか番号札にしてほしいな。
なんとか、無事に薬をもらい、西梅田駅へ。
真っ直ぐ帰るのであれば、地下鉄に乗り難波駅へ、そこから近鉄の駅を目指せばよくて(すぐたどり着ける)ほとんど苦もない最短ルートです。
ところがここで、キング軒の汁なし担々麺を思い出します。
キング軒は確か第4ビルにあったはずで、遠いから他のところどこかないかな…と、改札をくぐらず、人並みをかき分けてフラフラと歩きだしてしまいます。
やがて、第1ビルにたどり着きます。何屋さんがあるかわからないままアテもなくお店を探しはじめました。金曜の晩なので、どこもいっぱい。おまけにお酒が飲みたい気分でもないのに飲み屋ばっかりの魔窟です。第2ビルにさしかかり、あまり奥まで行くと西梅田駅に戻ってこれなくなるな…と思って引き返しました。
西梅田駅で地下鉄に乗るとぐったりと座席に座る。疲れ切ったわたしは20分後の近鉄特急の特急券をとりました。もはや、満員電車に乗る体力は残っていませんでした。フラフラ。
行くのも帰るのも簡単なんだけれども、もう少し詰めて考えて病院を選べばよかったなかなあ。といっても、先生が合わないよりはぜんぜん良いのですが。あとは、冷静さを失っているのならば寄り道しない、と決めることですね。
この日の夕食は、家に一旦帰ってきてから、地元で外食することに。
でもでもキング軒の汁なし担々麺また食べたいので、元気なときに、そこだけ目指して梅田に行くことにします。