※ややしんどい内容なので、耐性のある方だけお読みください。
コミュニケーションがとりにくいわたしにとって「絵の制作」は、とても大事なことのはずなのです。「食べることよりも大事なことなのね」とも言われたことがあります。
ところが最近、思うように絵が描けず苦しい。
気づいたら半年以上まともに描けていなくて、7月に罹患した流行病からようやく体調が戻ったお盆前ぐらいに気づいて、手を動かしてみたのがこれです。
見てどう思うかは自由ですが、自分では「なんかしらんけどひどい…」と思って悲しくなってしまったのと同時に、「これあかんやつや」と、ぶっちゃけると死を予感したのです。もうすぐちぬなって。
身体も病に蝕まれたりしているのですが、どちらかというと社会的な方です。
わたしから絵を取ってしまうと、なにもなし人間になってしまう。たんなるコミュ障。きっと仕事も趣味もできなくなって人生どーなってしまうの?
ところが、もうすぐ、社会的にちぬとわかってても、足掻く気にならないんです。普通、絵の練習とかすると思うんですが、なんもできない。ただただ漠然とした不安やしんどさだけがつきまとっている。おまけに、流行り病で潰した喉をテストするためにカラオケで歌ってみたがこちらも歌い方を忘れていました。(カラオケは、趣味ですが)
前に「(もはや持病になっている)咳が止まらないことは表現できないからだ」と言われて、もう少し早く手を打っとけばこんなことにはならなかったのかもしれません。年始の占いでも「絵も描きなさい」と言われたはずなのに。(カラオケは、100%菌のせいですが)
表現できないことが辛く病んでしまう日々。
必死のパッチでやっている仕事も、やるべきことにスキルが追いつかないことで、スタッフみんなの前で大泣きしそうになったり、周りやSNSにもうあかんと言いふらして心配をかけたり。
自分が今病んでいる、ということを、春からお世話になっている精神科訪問看護の方に共有し、ポツポツと言語化、整理をしています。整理したくて、重すぎた腰を上げてブログに書いているわけです。そういえば、ブログも書きたいネタはあったのに書けてないなと。
ふと、夏の体調の変化を書き出してみました。
●一番奥にあった銀歯が土台ごと取れて抜歯確定となる
●流行り病にかかり、1ヶ月ひきずる
●アトピーひどくなる
●流行り病罹患中に薬がなくなり、2〜3年ぶりに生理が来る
書き出してみたら事件ばかりで、これは心がついていかないなと。流行り病もそうですが、2〜3年ぶりの生理もヘビーでした。本当に事件を起こさなかったのは、お灸をはじめたおかげでしょう、というぐらい。
生理期間が明けたところで、お盆中に聞いた、ソラトイロのあゆみさんPresents、お金と自分の価値の話を思い出すのです。
自分の価値は自分で決めていい。楽しい、ポジティブなことに、価値をつけて発信する。価値を伝えることが、自分も相手もお互いハッピーになる。
今、仕事に必死になってますが、いちばん楽しいと思うことは別に置いときたいです。
なんだろうと考えてみたところ、描けなくて困ってる絵はさておき、他になにがあると思ったら「お灸」やな、となりました。職場のスタッフにお灸を広めたり、ついにプロの鍼灸師の治療を受けはじめたり。まさか40歳にもなって鍼灸師を目指す予定はありませんが、お灸を広めるなにかがつくれたらいいな〜。こうやって楽しいと思うことから、手繰り寄せて、なにもなし人間脱出を画策をはじめています。
絵が描けない理由が、魔女の宅急便のキキと同じだったらちょっと救いがあったのかもしれないのにね。ええ歳してそれはないか。