♪わたしの〜お墓の〜前で〜、泣かないでください〜
♪そこに、わたしは、いません〜、眠ってなんか、いません〜
この歌のフレーズは本当らしいです。
昼間に悪夢を見ました。在宅勤務中、家に人に入られる夢。どいてよ!ジャマ!といっても聞かない。パニックになっているところで目が覚めました。肩がずっしり重い。本当に仕事にならない。温めてやっと動かせるぐらい。
しかしながら、肩の不調を改善しようと、いくら肩を回したり、お灸を据えても効かないのです。
急に寒くなったからかなあ、でもおかしいなあと思いつつ、もしやと思い、霊的なものというかスピリットを「感じる」ことができる、Web上にいるあの人の元へ、遠隔で肩が痛い、重い、と相談をしました。
「肩甲骨からガシッと、なんかねちっこいのがいる」
ギャーッ!やっぱりおるんや、、、
ところが、セージを焚いてごらんと言われて焚いてみたら、煙が天井に向かってまっすぐ立ち昇っていくではありませんか。スピリットがついている自分の肩の周りではなく。スピリットの浄化となると、そいつがついているわたしの肩のところにまとわりついてくるはずだと。
「これは家に問題が…???」
この指摘にわたしはあることに気づきました。昨年末に他界したうちのばあちゃんじゃないかと。今月で、一周忌。なんといっても、今わたしが住んでいるお家は、かつてばあちゃんが住んでいた親族の空き家なんです。これは間違いない、お盆じゃないけど一周忌やし、帰ってきてると…???
ギャーーーッ!
わたしのうちのばあちゃんに対する扱いは、故人への扱いにしてはとんでもなく雑です。冷蔵庫に写真をぺっと貼ってあるだけ。部屋も掃除片付けが行き届いておらずきたない。お家を貸してもらっているのに、この仕打ち!ばれた!
戸棚の賞味期限切れのものを捨て、小さな棚の上にある乾き物をそこに片付けて、急造でばあちゃんのエリアを作りました。まず、雑に貼られていた写真を写真立てに入れてあげることから始めました。お花が大好きやって、葬儀でもお花を飾ってあげてたから、ちっちゃいお花も置こう。
「好きな食べ物とかお茶とか、置いてあげるといいよ」
とのことで、母にLINEして、ばあちゃんの好きな食べ物を聞くと「日本酒」。
ああ、せやせや、あれだ、よく飲んでたわ、なんやったっけ、ええと、立山。
その時、母はしみじみと、ばあちゃんのことを語ってくれました。
ばあちゃんは、(わたしが住んでいるお家がある)なんとか町が好きだったからなあ。本当に空き家になってたら、帰ってきても、ひとりぼっちやったもんなあ。
あなたのこと、好きだったよ。やさしいって、よく言ってた。甘え方が下手やねんって。
自身の母であるばあちゃんのことを語る母はうれしそうで。
よろしくお願いします、ばあちゃんも守ってくれてると思う。と。
ばあちゃんのエリアを作ることに躍起になっていると、肩の重さは軽くなってました。普通の肩こりぐらいに。スピリットを見てくれた彼女に報告すると、ばあちゃんは、帰ってきたんじゃなくて、ずっといたのかも。故人は、お墓にはいない。浮遊している。施設で亡くなったんだったら、まだ、自分の家はなんとか町だと思っているんじゃないかな。なんかのタイミングで、手を合わせてあげてね、と。
楽天でポチって手配した立山を、ばあちゃんのエリアにお供えして。
12/25の命日に開けてちびちび呑むか、年明けに酒好きのお友達と開けようかなあ。
立山飲んだことないけれど、その味を噛み締めながら、しみじみ、思い出そう、ばあちゃん、ごめんね、ありがとう。