20230820_もう描けない絵は無理やり描かない

一週空きましたが、相変わらずお役立ち情報など何もないブログを再開しますよ〜!

お盆にビアガーデンに行ってきたんですが、2次会で、久々に描いた抽象画を見てくれた人が「茶鏡さんの抽象画きれいだね」と言ってくれて、うんうん、とうなずきつつ「もう描けない絵は無理やり描かない」とスルッと言葉が出てきました。

ああやっぱり無理やり描いてたんだなって。

そして、抽象画をみてくれたソラトイロさんから、高槻のマルシェ「未来市」にちょっとだけ店を出してみない?と声をかけていただきました。

2時間だけのお店を出します!

未来市参加したかったので、ワクワクです。こどもがいっぱいあつまる催しなので、自分の抽象画を素材に、どんなのが作れるだろう、と試作を開始しています。缶バッチを作ったり、プラバンに描いて焼いてみたり。

19日土曜にソラトイロさんへ訪れて、試作を見てもらいました。あーだーこーだしているインスタ投稿を見てくださってて「すっごくたのしそうだからいいね!」とのお言葉を。やっぱりたのしいって伝わるもんなんだな。試作つくるのめちゃたのしいもん。活動の中心をイラストにふってた時は「しんどそうだった」とのことで、やっぱり無理やり描いてたらそらしんどくなるわなあとなったのです。

アイスがダダダっと流れているパフェの後ろに、小学生が描いた絵があります。絵描き少年そら君の展示が毎回楽しみで、今年でもう最後になるかもしれないとのことでして、ソラトイロさん来訪の目的がこれでした。

そら君はSTAR WARS仲間です。なんやのときに似顔絵やのにダース・ベイダーを描いてと注文されたり、昨年の未来市で買った彼のスペイシーうちわにSTAR WARSのキャラを描いて渡したり、思い出があるのです。今回は、スペイシー系は少なかったのですが、レジスタンスと帝国との攻防を思わせるスペースオペラな絵があったので、きっと彼の心にはまだフォースとともにあると信じています。夏休みをフルに使っての制作は、いろんな試行錯誤があったそうですが、やっぱりたのしく作ってるし、作りたいという純粋な心が伝わるのでいいな〜と思うのです。

わたしは目標を決めたり正解やゴール(=依頼者が求めること)があることが苦手で、イラストレーションを描くのはきついな〜と感じていて、心の向くままに描けるのが抽象画なのです。

どちらかというとわたしは芸術家なので、自分の作品は自分ひとりで作り上げたいという気持ちが強いです。制作したある作品に対し「この部分のイラスト、誰かにお願いすることはできないの?」と言われてめちゃくちゃ腹が立ったことがあります。ものづくりに対する考え方の違いなので怒ってもしょうがないと思いつつ「誰がリードするの?」と言い返しました。デザインと思って作ればまた話も違ってくるのですが。そのあたり、線引き難しいです。

もちろんなにを描く・作るにしても作りたい欲求はあるのですが、たぶん、他者の目や評価を気にしてしまうと、しんどい、もしかしたら描けなくなるのかもしれません。

だからこれからは、無理やりではなく、たのしく描きたい。